20110530

NHKニュースで紹介されました

昨晩の夜のNHKニュース(広島局)にて,28,29日の広島出張とミーティングのようすが紹介されたようです.ウェブサイトから放映内容をみることができます.以下一部引用.
このサイトは来月下旬に一般に公開される予定で、渡邉准教授は「核に対して人類がどう対じするかというメッセージを発信するために、協力してくれている学生たちをはじめ、いろいろな世代の意見を取り入れて行きたい」と話していました。
その後,おもにTwitter経由で話題が広がっており,ソーシャルメディアのちからを感じています.近日中に再度広島局にて,首都大の取材内容などもまとめた内容が放映されるとのこと.楽しみです.(渡邉英徳)

20110529

広島平和記念資料館取材+ミーティング@広島女学院

この週末は首都大チーム全員で広島出張.広島平和記念資料館見学+取材,そして広島女学院でのミーティングを行いました.内容について詳細は触れませんが,以下のツイートの内容をみずからに問いなおす二日間でした.


 hidenori watanave 




以下に写真を掲載します.原爆ドーム前でのTBSによるインタビュー,広島女学院での高田健介君,原田真喜子さんのプレゼンテーションのようす.




明日からまた制作が続きます.(渡邉英徳)

20110526

被爆者証言47名分を公開しました

先日の「爆心地周辺のフォトオーバレイ」に引き続き,被爆者証言47名分を,ヒロシマ・アーカイブ試作版上にて,速報的に公開しました.今後も,その他の文献の証言を追加し,最終的には100件ほどになる予定です.


証言はすべて「平和を祈る人たちへ(広島女学院同窓会編)」によるものです.アイコンをクリックすると証言を読むことができます.現時点では人型のアイコンを仮に当てていますが,Nagasaki Archive同様,顔写真が得られた証言については順次差し替えていきます.

この土日は広島出張.平和記念公園周辺のフィールドワーク,資料館見学,そしてミーティング@広島女学院,がおこなわれる予定です.TBS,NHKなどの取材を受けます.(渡邉英徳)

20110524

爆心地周辺のフォトオーバレイを公開しました

ヒロシマ・アーカイブのプロトタイプとして,爆心地周辺のフォトオーバレイ62点を試験的に公開しました.写真はすべて広島平和記念資料館所蔵のものです.


Nagasaki Archive,被災地フォトオーバレイとおなじく,一枚一枚の写真は撮影場所とアングルを推定しつつ,手作業でマッピングしたものです.今回は半径500メートル内に50点以上の写真が集中しているため,高密度な写真空間が構築されています.地上レベルの写真が多いため,ストリートビュー内からもフォトオーバレイを閲覧できます.


今後,さらに数十点の写真を追加予定です.また,現在,証言のマッピング,コミュニティ形成システムの開発が進行中です.完成像はいまだ揺らいでいます.7月の公開をおたのしみに.(wtnv)

20110521

震災に関する情報伝達・復興支援のためのマッシュアップ手法

東日本大震災が発生してから二ヶ月以上が経過しました.関東地方では余震も収まりつつあり,311以前の日常が戻ってきたような感がありますが,依然として福島第一原発では予断を許さない状況が続いており,新たな地震に対する不安も生まれてきています.


そんななか,渡邉研究室のメンバーで,6月に開催される日本バーチャルリアリティ学会「第43回 サイバースペースと仮想都市研究会」(青森県浅虫で開催)に参加することになりました.高田健介君,北原和也君は「計画停電MAP」について,渡邉は「防災特別セッション」にて「震災に関する情報伝達・復興支援のためのマッシュアップ手法」を発表予定です.そのための順備稿をGoogleドキュメントで公開したのでお知らせします.今後,さらに改稿する予定ですが,速報的に.

なお,せんだいスクール・オブ・デザインにおける特別講座「復興へのリデザイン」の第6回「情報を共有する。」(渡邉英徳+濱野智史)でも,この内容を発展させたものを用いる予定です.

準備稿はこちら

原稿で最初に紹介されている「福島第一・第二原発からの距離」は震災翌日に公開されています.当日,私は大学行事で作業ができず,Twitterで「どなたか,円形のポリゴンデータを制作していただけないか」と呼びかけたところ,たくさんの方にご助力いただき,公開に漕ぎ着けたことを思い出します.その後夢中のうちに作業が進み,ここに挙げたような多数のマッシュアップ群が短期間にリリースされました.学生たちに取っても,いろいろな意味で忘れられない時期になったはずです.

いまだ将来に不安が残る日々です.今回の震災後,Web上で活躍した多数のエンジニアの経験が,未来の災害に立ち向かうひとびとに受け継がれ,社会に貢献していくことを願っています.(渡邉英徳)

20110502

朝日新聞4月28日朝刊に記事掲載

朝日新聞4月28日朝刊(広島地方面)に,ヒロシマ・アーカイブに関する記事が掲載されました.プロジェクトの経緯から現在に至る軌跡が詳細に綴られています.web版でも閲覧可能.ぜひご覧ください.(渡邉英徳)