20110615

試作版の進捗状況(テキサス大学のヒロシマ地図,被爆写真オーバレイなど)

ヒロシマ・アーカイブの試作は順調に進捗しています.現在,文字ベースのすべての証言のマッピングが完了し,インタビュー動画の編集作業に入っています.また,テキサス大学がWeb上で公開している被爆直後の広島地図(米軍作成)がみつかり,重層表示しました.国内の資料に比べ,解像度・精度ともにとても高い地図です.


広島平和記念資料館から提供された写真約160点のうち,140点のフォトオーバレイ化が完了しました.特に爆心地付近は写真数が多く,高密度なアーカイブが形成されています.


国泰寺のクスノキ,旧大本営(広島城跡),第一高等女学校跡などの写真も加わりました.


今後は,さまざまな資料の重層,インターフェイスデザインの検討,ウェブサイト制作,そしてTwitterと連携したコミュニケーションシステムの実装に入ります.(渡邉英徳)

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