きのうは第14回文化庁メディア芸術祭受賞作品展の内覧会でした.Nagasaki Archiveはアート部門/Webの審査委員会推薦作品のコーナーに,ノートPCを用いて展示されています.私たちが到着したときはWebサイトそのものが表示されていたのですが,状況を鑑みて映像展示に切換えさせてもらいました.親切にご対応いただいたスタッフのかたに感謝です.現在,上映しているのはNBC長崎放送による原爆の日特集.こちらでもご覧になれます.
写真は左から大瀬良亮さん,私,鳥巣智行さん.画面に映っているのは首都大渡邉研の北原和也君です.昨年のツバル・ビジュアライゼーション・プロジェクトの展示をお二人がご覧になって「ナガサキに応用できないか」と思い立ったところからスタートしたのがNagasaki Archive.感無量です.
昨年の内覧会にて,ブースにいらした原島博先生に絶賛していただいたことを思い出します.今年も祝賀会で進行中のプロジェクトについてお話したところ,フェスティバルが生んだ新たな流れを喜んでおられました.また,東京都現代美術館の森山朋絵さんからご打診があり,今年の7月,Nagasaki Archiveを佐世保で展示することができそうです.この件についてはまた改めて.
ずいぶんいい場所に展示されていた,昨年のツバル展示に比べると,規模こそちいさいのですが,今年の文化庁メディア芸術祭は美術展的な落ち着いた空間構成で,ゆっくりご覧になれます.また,長崎放送の関口記者による,入魂の撮影と編集を経た特集番組は,見ごたえがあると思います.ご来場の際にはぜひ足を止めてご覧になってください.(渡邉英徳)
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