20110216

第14回文化庁メディア芸術祭最終日

2/13は第14回文化庁メディア芸術祭受賞作品展の最終日.かなり寒かったのですが,私も会場入りして作品説明を行ってきました.昼前には,それはもうものすごい人ごみ.


Nagasaki Archive制作メンバーの鳥巣智行さん大瀬良亮さんのTweetで察してはいたのですが,Nagasaki Archiveは鑑賞者ひとりあたりの閲覧時間が長い.10分程度は眺めているかたがおられました.昨年のようにお立ち台するには混みすぎていたので数名のかたにしか説明できませんでしたが,それでも有意義なコミュニケーションが図れたと思います.また,11日にはTBSのテレビ取材が入ったそうです.私は別件で会場に出向けなかったのですが,インタビューを受けたかたのblog記事をみつけたので以下に引用しておきます(改行など適宜編集してます).
コレをちょいと熱心にいじってみてたら某テレビ局のドキュメント作ってる人たちにインタビューされた。カメラの前って緊張するね、噛みまくった。
長崎に原爆が落とされたアーカイブとして首都大学東京で作成されたものらしい。
個人的にはGoogleEarthなどのWEBサービスと位置座標を得て、その場所の昔と現在をつないで、3次元的、4次元的に見せる手法のデキに感嘆してしまい、素直にその感想をインタビューで答えてしまった。まあカットだろうなw
ただ、原子爆弾「ファットボーイ」が爆発した爆心地のポイントと爆発の範囲を示すオブジェクトがあって、3D地図の地表から見ると妙に生々しく映った。
核爆弾の爆発は空中でおこなうもんだったんだな。
広範囲に効果を出すならたしかにそのほうがベターだろな。 
Nagasaki ArchiveではAPIを活かしたブラウザ表示にナビゲーションを組み込んでおり,起動時に自動的に長崎にズームインします.また,1945年の長崎の地図と同心円のオーバレイも効果的にはたらき,他の場所にさまよっていくケースはみられなかったように思います.インターフェイスデザインの重要性を感じます.(渡邉英徳)

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