ヒロシマ・アーカイブに被爆証言(ANT Hiroshima提供)を収蔵させていただいている,被爆語り部の沼田鈴子さんがご逝去されました.琉球新報のウェブサイトから記事を転載します.
広島に投下された原爆で左脚を失いながら、被爆の語り部として国内外で反核平和を訴え続けてきた沼田鈴子さんが12日午前9時25分、広島市東区の病院で死去。87歳。大阪市出身。入所していた老人ホームは広島市南区宇品御幸1の15の7、ハーモニーみゆき。葬儀・告別式は14日に広島市南区大州5の3の22、平安祭典広島東会館で開かれる予定。ヒロシマ・アーカイブ制作メンバー一同,ご冥福をお祈りいたします.
45年8月6日、爆心地から約1・3キロにあった勤務先の広島逓信局で被爆し、建物の下敷きになり、左脚を切断。生きる希望を失っていたが、逓信局の中庭にあったアオギリが焦げた幹から青い枝を伸ばしているのを見て希望を取り戻した。
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