首都大学東京渡邉英徳研究室は、広島原爆の実相を伝える「Hiroshima Archive|ヒロシマ・アーカイブ」の制作を2010年夏より進めてまいりました。
「Hiroshima Archive|ヒロシマ・アーカイブ」は、被爆者の体験談をはじめとする大量の資料を、デジタル地球儀「Google Earth」を活用して保管し、Web コミュニティを通して世界に伝え、広島原爆の実相を、人々の共同記憶として受け継いでいくためのデジタル・アーカイブズです。
これまでに、広島市の後援、広島平和記念資料館の協力を得るとともに、地元の広島女学院高校および広島コンピュータ専門学校チームと連携し、資料収集とコンテンツ制作を並行して進めてまいりました。被爆資料とともに、原爆や核をテーマにした芸術作品の収蔵も行っています。これまでに、岡本太郎作「明日の神話」の掲載が決定いたしました。また、丸木位里作「原爆の図」他の掲載について、現在交渉を進めております。
「Hiroshima Archive|ヒロシマ・アーカイブ」は、長い時のなかで語り継がれ、現在もあらたに生まれつつある記憶を、最新のインターネット技術を用いて未来の世界に伝えることを目指し、今後も継続的に、資料の拡充とバージョンアップを続けてまいります。
今回の説明会では、現在のバージョンのデモンストレーションを行います。ご協力いただいた皆様方のお越しを、ヒロシマ・アーカイブ制作メンバー一同心よりお待ちしております。
当日のプレゼンテーション資料を公開しました.
■日時,場所
- 日時:2011 年7 月10日(日) 13:45-15:30
- 場所:広島平和記念資料館 地下1階 会議室1
■スケジュール
- 13:15 受付
- 13:45-15:30 プロジェクト説明,デモンストレーション,質疑応答
■連絡先
- 首都大学東京システムデザイン学部渡邉英徳研究室
- hiroshima@mapping.jp
- 090-9835-2695
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