20110408

中国新聞2011年4月8日朝刊

今朝の中国新聞に「ヒロシマ・アーカイブ」の記事が掲載されました.Web版でも閲覧できます.以下に記事を引用します.現在,本紙を送っていただいているので,届き次第写真で紹介したいと思います.
広島の被爆者約100人の証言と被爆地点を紹介するインターネットサイト「ヒロシマ・アーカイブ」の7月公開を目指し、制作が進んでいる。首都大東京の渡邉英徳准教授(36)が、広島市中区の広島女学院高の生徒たちと連携して資料を収集。現市街地と被爆時の位置関係を重ね、惨禍を具体的にイメージできるようにする。
アーカイブには、ネット上の地図「グーグルアース」を使用。現在の広島市の地図に原爆投下前の町割りを重ね、被爆者の顔写真を被爆した場所に配置する。写真をクリックすると、証言の全文や平和への思いが表示される。証言は、女学院高同窓会所有の証言集や東京・八王子の被爆者の会の資料を使う。原爆資料館(広島市中区)からも地図などの提供を受ける。
3月27日には、同高の1年生約10人が同校で、廿日市在住の被爆者野村久子さん(82)にインタビューした。爆心地に近い十日市町で電車の中にいたが、奇跡的に助かった。その後、家族と再会するまでの経緯をカメラに収めた。
制作に至る経緯,関わっているメンバー,そして現在の状況まで丁寧に網羅された,誠実な記事です.執筆いただいた山本記者に感謝です.(渡邉英徳)

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