20110308

同窓会幹事会での写真照合(20110308)

午前に広島女学院同窓会館で行われた幹事会が終わるのを待って、高等女学校51~55期生の卒業アルバムの写真照合を行っていただきました。高等女学校51期生が5年生だった1944年に、4・3・2・1年生と合本で卒業アルバムを作っています。戦争がどうなるかわからないので、あわてて5年分のアルバムを作ったのです。

ところが、慌てて作ったこのアルバムには個人写真はなく、集合写真、それも身長順に並んで撮ったものが各クラスごとにあるだけです。よって、『平和を祈る人たちへ』の投稿者とお名前と写真を照合する必要がありました。

本日、同窓会の重鎮・野村久子さんを中心に照合していただいたのですが、何せ67年前の写真、しかも原爆でご本人たち所有のアルバムが消失して以来、久しぶりにこのアルバムをご覧になったとかで、記憶をたどるのが難しかったようです。(因みに、野村さんは1945年8月3日にこのアルバムを友達の家で茄子を食べながら見た憶えがある、とおっしゃっていました。)

結果として、6人ほどのお名前が判明したにとどまりました。

残りの10数名分については、

①4月23日のホームカミングデーに出向いて、出席者に照合をお願いする
②アルバムのコピーをお送りして、ご自分の写真に印をつけて返送していただく

の手を使うしかなさそうです。

幹事会を終えたお姉様方は、「この前は中華へ行ったから、今日は何にしようか?」、「グランドタワーへ行こう」等と、お昼の相談を大声でされていました。今の女子高校生と全然変わらないなあ、と妙に感動しました。渡邊先生への資料引き渡しの期限が迫っているので焦りを感じますが、お年寄りたちの悠然とした態度に学ばなければ、と思いました。(矢野一郎)

0 件のコメント:

コメントを投稿