20110325

平和公園内碑巡り動画収録2回目(20110325)

2011325(金)13:30~15:30
平和公園内碑巡り案内動画収録の第2日です。
今日は、①平和公園全体、②市立高女原爆慰霊碑、③韓国人慰霊碑
の3つのモニュメントの案内動画を収録しました。仲間の姿を収めるためにカメラを回すスタッフも、真剣そのものです。


2枚目の写真は、平和資料館本館真下での収録の様子です。ここから後ろには噴水、前方へは慰霊碑・原爆ドームを見通すことができます。少し高いところから収録の様子を撮影しましたが、左後方で妙な動きをしている人がいますね。

3枚目の写真は市立高女原爆慰霊碑です。亡くなった13才~17才の生徒と教師合わせて679人の名前が刻まれていますが、そのうち544人が1・2年生です。爆心地から500メートルのこのあたりに動員されていたのが、1・2年生だったからです。

アインシュタインの有名な公式は、原爆を表しています。この慰霊碑が建立された時は、連合軍のプレスコードがあり、「原子爆弾」という言葉の使用が禁止されていたからです。

次は、韓国人慰霊碑です。1910年の日韓併合以後、300万人とも言われる韓国朝鮮人が日本に連れてこられました。広島にいた多くの韓国朝鮮の人たちも被爆し、数万人が亡くなりました。亀の台座の上に背負われた形のこの慰霊碑は、もともと本川橋西詰め、つまり平和公園のすぐ外側にありましたが、1999年に公園内に移設されました。

亀の顔は、故郷の朝鮮半島の方向を向いています。
故国を思いながら亡くなった人たちのことを思うと、本当に申し訳ないと感じます。

もうすぐ4月だというのに、2月上旬並の気候とのこと。
「コートを着てこなかったの?」と生徒たちに問うと、
「先生、春休みにコートを着たら負けなんです!」との返答。
何に負けるんでしょうねぇ。
とにかく、寒い中での収録、お疲れ様です。
みんなで仲良く学校へ戻りましょう・・・・・・(矢野一郎)


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